京田辺市で戸建ての売却をお考えの方へ|相場と価格を左右する条件とは?

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戸建ての売却を相談する図

「京田辺市の自宅は、今ならいくらで売れる?」 「築年数が経っているけれど、建物にも価値はある?」

戸建ての売却を考えたとき、まず気になるのが相場です。 ただし、市全体の相場だけで、ご自宅の売却価格が決まるわけではありません。 駅までの距離、土地や建物の広さ、駐車場、手入れの状況によって評価は変わります。

この記事では、京都府京田辺市三山木野神にある株式会社 辻誠幸が、 公開データで見る戸建て相場と、売却価格を左右する条件、 売り出す前に確認したいポイントをご紹介します。

京田辺市の戸建て売却相場は?公開データを確認

SUUMOの京田辺市の中古一戸建て相場ページでは、 2026年8月の指標として、次の数値が掲載されています。

項目 掲載されている数値
売却価格相場 2,980万円
建物面積の中央値 109㎡(約33.0坪)
土地面積の中央値 151㎡(約45.7坪)
築年数の中央値 26年
前年同月比 110.8%(10.8%上昇)
前月比 100.0%(横ばい)

出典: SUUMO「京都府京田辺市の一戸建て売却価格相場」 。 2026年9月19日確認。坪数は㎡から換算した概算です。

この相場は、実際に売れた価格を示すものではありません。
SUUMOでの最終掲載価格を基に算出された指標です。 面積・築年数もそれぞれの中央値であり、 「土地151㎡・建物109㎡・築26年の家が2,980万円で売れる」という意味ではありません。

前年より指標が上がっていても、 すべての戸建てが同じ割合で値上がりしたとはいえません。 集計対象となる物件の立地や築年数、広さの構成が変わるだけでも、 相場の数値は動きます。

戸建ての価格は「坪単価」だけで比べない

戸建ては土地と建物を合わせた価格で売買されます。 総額を土地面積で割った坪単価と、建物面積で割った坪単価では意味が異なり、 土地だけの坪単価とも直接比較できません。

相場を見るときは、 土地面積・建物面積・築年数・立地が近い物件の総額を確認しましょう。

京田辺市の戸建て売却相場と、駅距離・土地形状・建物状態・駐車条件など物件ごとの査定条件の違いを示した図

京田辺市の戸建て売却価格を左右する3つの条件

1.築年数と建物の状態

築年数は査定の基本項目ですが、年数だけで建物の価値を判断することはできません。 同じ築25年でも、屋根や外壁を定期的に手入れしている家と、 雨漏りや設備の不具合がある家では、購入後に必要な費用が異なります。

  • 屋根・外壁・水回りなどの修繕履歴
  • 雨漏り、シロアリ、建物の傾きなどの有無
  • 耐震性や断熱性に関する資料
  • 間取りの使いやすさ、日当たり、収納
  • 建築時の図面や確認関係書類の有無

「築20年を超えたら建物の価値はゼロ」と決めつける必要はありません。 現状のまま住めるか、リフォームで活用できるか、 建替えを前提に考えるかを確認し、土地と建物の両方から検討します。

2.土地・建物の広さと、敷地の使いやすさ

広さは価格に関わりますが、面積が2倍なら価格も2倍になるとは限りません。 間口や形状、道路との高低差によって、実際の使いやすさが変わるためです。

例えば、同じ土地面積でも、道路とほぼ平坦で車を並列駐車できる敷地と、 階段や擁壁があり駐車場の拡張に工事が必要な敷地では、 購入する方の負担が違います。

建物についても、延床面積だけでなく、家族の人数に合う間取りか、 生活動線が使いやすいかなどを確認します。 大きな家は魅力がある一方、維持費やリフォーム費用も購入判断に関わります。

3.駅へのアクセスと生活環境

駅までの距離は重要ですが、徒歩分数だけでなく、 実際の道のりや坂道、バスの利用、買い物のしやすさなども 見ておきたいポイントです。

車を使う暮らしでは、駐車台数に加えて、車種に合う幅や奥行き、 出し入れのしやすさも確認します。 駅から距離がある場合でも、敷地のゆとりや静かな住環境など、 別の魅力を具体的に伝えることが大切です。

京田辺市のエリアごとに確認したいポイント

市内の戸建てを比較するときは、まず近いエリアから確認します。 以下は地域を比較する際の着眼点であり、 エリアごとの価格順位を示すものではありません。

エリア 物件ごとに確認したい点
松井山手・山手・花住坂周辺 駅への移動方法、道路の勾配、駐車場、 土地の広さ、住宅の維持管理状況。
薪・大住・大住ケ丘周辺 駅までの実際の道のり、前面道路、敷地形状、 建物の修繕履歴やリフォームの必要性。
田辺・田辺中央周辺 駅や生活施設へのアクセス、前面道路の幅、 駐車のしやすさ、周辺の建物との関係。
興戸・草内周辺 利用する駅や通勤経路、買い物・通学環境、 接道状況、敷地の高低差。
三山木・三山木中央・同志社山手周辺 駅への徒歩・バス等の移動方法、駐車台数、 築年数、土地と建物の広さ。

同じ町名でも、道路一本を挟んで条件が違うことがあります。 周辺の売出物件に加えて、ご自宅そのものの条件を確認しましょう。

京田辺市の戸建て売却価格を左右する築年数と建物状態・土地と建物の使いやすさ・駅や生活環境の3つの条件

STEP7|戸建てを売却すると税金はかかる?

戸建ての売却代金全体に、そのまま所得税がかかるわけではありません。原則として、売却によって生じた利益である「譲渡所得」を計算し、課税対象となる利益がある場合に所得税・住民税等を計算します。

土地・建物を売却したときの譲渡所得は、基本的に次の考え方で計算します。

課税譲渡所得の基本的な計算

譲渡価額
− 取得費
− 譲渡費用
− 適用できる特別控除
= 課税譲渡所得

取得費とは?

取得費とは、売却した土地・建物を取得したときにかかった費用です。

例えば、

  • 土地・建物の購入代金
  • 購入時の仲介手数料
  • 一定の購入諸費用
  • 一定の改良費・設備費

などが含まれる場合があります。

建物部分については、所有期間中の減価償却費相当額を差し引いて取得費を計算します。

住宅ローンの残高や返済額を、そのまま取得費として差し引くことはできません。

譲渡費用とは?

譲渡費用とは、不動産を売却するために直接かかった費用です。

例えば、

  • 売却時の仲介手数料
  • 売主が負担した売買契約書の印紙税
  • 売却のために必要となった一定の解体費用
  • 売却のために必要となった一定の測量費等

などが該当する場合があります。

実際に譲渡費用へ含められるかは、支出した目的や内容によって判断されます。

購入時の価格が分からない場合、取得費はどうする?

実際の取得費が分からない場合は、譲渡価額の5%を概算取得費として計算する方法があります。ただし、最初から5%で計算するのではなく、購入当時の資料が残っていないか確認することが大切です。

購入時の売買契約書が見つからなくても、

  • 購入時の重要事項説明書
  • 当時の領収書
  • 住宅ローン関係資料
  • 登記関係資料
  • その他、購入価格を確認できる資料

などが残っている場合があります。

長年所有している戸建てを売却するときは、売却前から昔の資料を探しておきましょう。

戸建て売却の税率は所有期間で変わる?

売却した年の1月1日時点で所有期間が5年を超えているかどうかによって、長期譲渡所得と短期譲渡所得に区分されます。

区分 売却年1月1日時点の所有期間 通常の税率合計
長期譲渡所得 5年を超える 20.315%
短期譲渡所得 5年以下 39.63%

上記は所得税・復興特別所得税・住民税を合わせた通常の税率です。

所有期間は、「実際の売却日まで5年以上所有したか」ではなく、売却した年の1月1日時点で判定します。

相続した不動産の場合は、原則として被相続人の取得時期を引き継いで所有期間を判定します。

自宅を売却した場合、3,000万円特別控除は使える?

一定の要件を満たすマイホームを売却した場合、所有期間に関係なく、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる特例があります。

ただし、マイホームを売却すれば自動的に適用されるわけではありません。

居住状況、売却相手との関係、過去に利用した税制特例、売却時期などの要件を確認する必要があります。

以前住んでいた住宅についても、一定の要件を満たし、住まなくなった日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売却すれば対象となる場合があります。

相続した空き家を売却した場合も3,000万円控除は使える?

一定の要件を満たす相続空き家を売却した場合、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる特例があります。ただし、家屋の建築時期、相続後の利用状況、売却期限など複数の条件があります。

相続した古い戸建てなら、すべて対象になるわけではありません。

また、2024年1月1日以後の譲渡で、対象となる不動産を取得した相続人が3人以上いる場合は、各人の控除上限が2,000万円となります。

相続空き家の特例を検討する場合は、解体や売買契約を進める前に適用要件を確認することが重要です。

国税庁|被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例

戸建てを売却したら確定申告はいつする?

不動産を売却した場合は、原則として売却した翌年に譲渡所得を確認し、必要に応じて確定申告を行います。3,000万円特別控除などの特例を利用する場合は、結果として納税額がなくなるケースでも申告が必要です。

確定申告に備えて、売却後も次の資料を保管しておきます。

  • 購入時の売買契約書
  • 売却時の売買契約書
  • 購入時の仲介手数料等の資料
  • 売却時の仲介手数料等の領収書
  • 売買代金の精算書
  • 改良費・設備費等に関する資料
  • 利用する特例に必要な証明書・確認書

確定申告先は原則として、不動産の所在地ではなく、申告する方の住所地を管轄する税務署です。

京田辺市の戸建てを売却したからといって、必ず宇治税務署へ申告するわけではありません。売却後に転居している場合などは、申告時の住所地に応じて確認します。

戸建て売却はどのくらい前から準備すればいい?

希望する引渡し時期が決まっている場合は、できるだけ早めに査定を受け、販売や手続きに必要な期間を確認することをおすすめします。

戸建て売却には、

  • 査定・物件調査
  • 販売活動
  • 購入希望者との条件調整
  • 買主の住宅ローン審査
  • 売主の住宅ローン完済準備
  • 引越し
  • 必要に応じた測量・登記等

が必要です。

「何月までに引き渡したい」と決まっている場合は、希望時期から逆算して進めましょう。

京田辺市の戸建て売却でよくある質問

Q. 戸建てを売ろうと思ったら、最初に何をすればいいですか?

まず現在の売却見込み価格を知るために査定を受け、住宅ローン残高と登記名義を確認します。同時に、購入時の契約書や権利証など手元の資料を整理しておくとスムーズです。

Q. まだ売却すると決めていなくても査定できますか?

はい。現在の資産価値を確認したうえで、売却するか、住み続けるか、住み替えるかを検討できます。

Q. 住宅ローンが残っている戸建てでも売れますか?

決済時に住宅ローンを完済し、抵当権を抹消できれば通常売却できます。まず査定価格と住宅ローン残高を比較しておきましょう。

Q. 相続した戸建てでも売却相談できますか?

はい。相続登記が終わっていない場合でも相談できます。実際の売却・所有権移転までに必要となる相続登記等を確認しながら進めます。

Q. 売買契約をしたら、すぐに家を明け渡す必要がありますか?

通常は売買契約で決めた引渡し日に明け渡します。売買契約日と残代金決済・引渡し日は別日になることが一般的です。

Q. 戸建てを売却したら必ず税金がかかりますか?

売却代金全体に税金がかかるわけではありません。売却価格から取得費・譲渡費用・利用できる特別控除等を差し引いて譲渡所得を計算します。

Q. 3,000万円特別控除で税金がゼロなら確定申告は不要ですか?

いいえ。3,000万円特別控除などの特例を利用する場合は、結果として納税額がなくなるケースでも、特例を受けるための確定申告が必要です。

まとめ|戸建て売却は査定から引渡し・税務まで順番に進める
京田辺市で戸建てを売却するときは、「事前準備 → 査定 → 販売 → 売買契約 → 引渡し準備 → 決済 → 税務確認」という全体の流れを最初に把握しておくことが大切です。

特に売却の初期段階で確認しておきたいのは、次のような点です。

  • 現在の売却見込み価格
  • 住宅ローン残高
  • 土地・建物の登記名義
  • 購入時・建築時の資料
  • 土地の境界
  • 建物の状態
  • 希望する売却・引渡し時期

購入希望者が決まった後は、売買価格だけでなく、物件の状態、設備、引渡し条件などを確認したうえで売買契約を締結します。

契約後は住宅ローン完済、登記、引越しなどを決済日から逆算して準備し、残代金決済と鍵の引渡しを行います。

さらに、売却が完了した後も、売買契約書や領収書を保管し、譲渡所得や利用できる税制特例、確定申告まで確認するところが戸建て売却の一連の流れです。

京田辺市で戸建ての売却をお考えの方へ

株式会社 辻誠幸では、京田辺市を中心に戸建ての査定、仲介売却、買取のご相談を承っています。

「何から始めればいいか分からない」「住宅ローンが残っている」「必要書類がそろっていない」「相続した家を売りたい」といった段階でもご相談いただけます。

宅地建物取引士・二級建築士として、売却価格だけでなく、土地の接道・境界・高低差・擁壁、建物の状態、増改築、建築資料なども確認しながら売却方法をご提案します。

登記については司法書士、境界や建物表題登記等については土地家屋調査士、税務については税理士など、必要に応じて専門家と連携しながら進めます。

京田辺市の戸建て売却・査定を相談する

※税制特例、確定申告、登記、住宅ローン完済等の具体的な手続きは、所有状況、居住状況、売却時期、取引条件等によって異なります。具体的な税務は税務署・税理士、登記は司法書士・土地家屋調査士、住宅ローンの手続きは金融機関へご確認ください。

監修・執筆
阿南 隆弘
阿南 隆弘 Takahiro Anan
宅地建物取引士
二級建築士
不動産歴 25年

京田辺市を中心に、長年、宅地開発や分譲住宅の建築に携わってまいりました。 不動産と建築の経験を生かし、売主様も気づかれていない土地や建物の魅力を見つけ、購入希望者へ丁寧にお伝えします。 「できるだけ高く売りたい」「早く売りたい」など、ご希望に合わせて仲介・買取を含めた売却方法をご提案いたします。 まだ売却を迷われている段階でも、お気軽にご相談ください。